2013年10月31日
美しきチャレンジャー

画像は、何の罪もないクラゲ。
ついでに記事にも何の関係もありません。
美しきチャレンジャーとは、
プロボーラーを目指す女の子が主人公であるTVドラマでした。
私が中学校のころの話です。
というわけで、
夕べは今月一杯で期限切れとなるサービス券をにぎりしめ、
ボーリング場へGO!!
うちのカリスマ店員であるピーちゃんは、
「ど下手です。センセイ(私のこと)の足を引っ張ると思います!!」
と、ある意味では自信満々でしたが、
いざ投げてみると、
ストライク続出やがな・・・・・・・。
「違うんです!!違うんです!!!」
と言いながらも、軽やかに投げ続けるピーちゃん。
そしてピンは面白いように倒れ、スコアは面白いように上がるのでした。
一緒に行った空さんと、
「いるよね~、試験の前に勉強してないとか言いながら、
いい点とるヤツ。」
なんて嫌味攻撃をしかけていたら、
8フレームあたりから急に崩れたピーちゃん。
精神力がまだ甘いわね。ふっ。
それでも、終わってみれば、まさかの140点台という堂々たるスコアなのでした。
さて、私はといえば、実はボーリング好きな年代なんです。
テレビ番組が出来る時代だったんですから。
若い頃は、投球フォームも力強く、
同級生のハジメくんに、
「中山律子(当時の人気プロ)に似とる。」
と言われたのが自慢でありました。
だけど年齢とともに体力も衰え、
この頃ではコースを狙うだけのへろへろフォームで点数を稼ぐという、
姑息ボーリングになっておりました。
が、ピーちゃんに触発されたんでしょうね。
ちょっと頑張ってみたくなったのです。
青春よもう一度。
「昔の投げ方でやってみる。」
と宣言した私。
「やってください!!」
という声に背中を押され、みなぎる力。
呼吸をととのえ、ボールをかまえ、
ゆっくり助走しながらボールを持つ手を後方に
高くあげ・・・・・・・・・
ドーン!!!!!!!!!!
ボールは飛んだ。はるか後方へ。
私の握力は20代の頃に比べて悲しいほど弱っており、
後へ振り上げた瞬間ボールがすっぽ抜けてしまったんですね~。
後を振り返ると、目を丸くした空さんが、
「ね、ネタ作りですか?」
長いボーリング人生の中で、
ボールを後へ投げたのはこれが初めてです。
なんかね、落ち込んだね。
なまじ自信があるだけに、まさかの落球は。
でもいいの。ネタになったから。
転んでもタダでは起きないキリンさんなのでした。