2013年10月25日
笑っていいともの思い出

「友達の友達は、みな友達だ。世界にひろげよう友達の輪。」
笑っていいともの、テレフォンショッキングが始まるとき、
必ずこれを言ってました。
昔、わたしが専業主婦だった頃、
始まった番組です。
「笑ってる場合ですよ」というバラエティーの後番組で、
私は「笑ってる場合ですよ」が好きだったのと、
タモリが気持ち悪かったので、最初は見てなかったんです。
ところが岡山の友達から電話がかかり、
「アンタ、笑っていいとも見ようる?
ぶち面白いけん、見んさい!!」
と言われ、見始めたのでした。
テレフォンショッキングにはまりました。
最初は、事務所のしがらみとか番組宣伝は関係なく、
本当に本当の友達を紹介していたんです。
(一般人ではありませんが)
意外な人を指名したりして、
「なんで知ってんの?」
「よく行く飲み屋が一緒なんですよ。」
と、私生活をのぞかせることもありました。
また、前もって知らせずに電話してたから、
断られたりもしていました。
「え~~~っ、明日?明日は舞台の稽古だから行けないよ。」
では、次のお友達をと電話すると、
「北海道で着物のお見立て会があるのよ。」
なんて、続けて断られムッとする人もいました。
タモリから「それではお友達を紹介して。」
と言われても、
「やだ、まだ帰らない。ずっといる。」
と居座る人も。
テレフォンショッキングが長引きすぎて、
後のコーナーがつぶれてしまい、
そこで出演予定だった人が顔だけ出してお詫びすることも、
しばしばありました。
タモリのゲストへの突っ込みは本当に鋭く面白く、
つい本性があらわれる芸能人、文化人の面々。
予定は予定であって決定ではない。
という言葉通りの番組でありましたね。
田中康夫と山本コータローが一緒に時事放談してたし、
今は俳優の阿部寛がモデルとして紹介されたり、
タモリのお料理を作るコーナーがあったり、
まだまだテレビが自由だった頃の楽しさが満載でした。
今は作れないでしょうね、あんな番組。
あの頃のいいともをリアルに見ることが出来て、
幸せでした。
さて、明日あさっては神武大祭ですね。
お天気になるといいな。