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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年05月07日

花開くとき




ライブやコンサートが
実は苦手です。

大学生のとき、
京都産業大学にキャンディーズを観に行って、
もみくちゃにされたあげく
門限に激しく遅れ、
危うく下宿を追い出されそうになったウラミが。

ま、そんなことはどうでもいいのですが。

夕べは何十年ぶりかでライブに行ったんですが、
これがこれが、
何ちゅうか、
うまく言えませんが、

すっごく良かった!!!!!!!!!!!!
パワフルで深みのある声と迫力の旋律に、
久々に身体が揺さぶられるほどの感動。

え?誰のライブかって?

おお、申し遅れました。

それは「馬渡松子さん」でございます。
彼女を知らないって人でも、
『幽遊白書』というアニメの主題歌「微笑みの爆弾」は聞いたことあるはず。

なんと15年のブランクを経ての復活ライブでした。

15年の間に色んな思いがあったであろうことは
想像に難くないけれど、
大切なのは、今、彼女がステージに立って輝いていることです。

年齢は40代の真っ只中。

思えば私が薬屋として本腰を入れようと決心したのも
40を過ぎてから。

前に総理大臣を務められた福田康夫氏は、
40歳で会社を退社し、政治家への道をすすみ、
議員さんになったのは50歳すぎてから。

亡くなった向田邦子さんは、
40代の終りに初めて小説をてがけ、
50歳の時に直木賞を受賞しています。

漢方の世界では、
大昔の中国にいた朱丹渓(しゅたんけい)という人は、
44歳のときに
有名な漢方家の押しかけ弟子となり、
一発で病人を治すことから
朱一貼と呼ばれるほどになったのです。

娘十八番茶も出花と言います。
たしかにそうだけど、
十八で花開くのはアタリマエ。

若い勢いだけのことです。

四十代で咲く花は
綺麗なだけではありません。
人の心を打つほどの美しさを備えているのだと
信じてやまないキリンさんなのでした。

画像は
馬渡松子さんの15年ぶりのニューアルバム、
「KISEKI」です。
魂にずしんと来ますよ。

チャンスがあれば、
是非聞いてみてくださいね。

さて、私も負けずにさらなる開花を遂げなければ。では。

  

Posted by キリンさん at 14:36Comments(6)王様の耳はロバの耳