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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年01月07日

春歌の行方




今日は七草粥の日ですが、
毎年書いて飽きたので、別の話題を。

「春歌」と聞いて、
その意味がわかりますか?

「春の歌だから、春よ来いとか花とか、そんな歌のジャンル?」
いえいえ、違います。そんな可愛らしいものでは。

「春歌」とは、エッチな替え歌のこと。

なんでこんな話をするかと言うと、
朝のテレビを観ていたら、
今年はウサギ年ってことで因幡の白兎の話をしていたからです。

それを観ながら、
そういえば、因幡の白兎の歌をもじった春歌があったなあと
懐かしく思い出したからです。

正しい歌は、タイトルが「大黒さま」。
これは大国主命のことを言います。

その歌詞は、

大きな袋を肩にかけ
大黒さまが来かかると
そこに因幡の白兎
皮を剥かれて赤裸

これが替え歌になると、タイトルは「大好きさま」。

大きな袋をマタにさげ
大好きさまが来かかると
そこに因幡の生娘が
着物むかれて丸裸

二番もあります。

大黒さまはあわれがり
きれいな水に身を洗い
がまの穂綿にくるまれと
よくよく教えてやりました

これが、

大好きさまは喜んで
きれいな水に身を洗い
がまの穂陰に連れ込んで
いろいろ教えてあげました

と、こうなります。

春歌というのは、
私が若い頃は、
とてもポピュラーな宴会ソングでして、
高校、大学あたりでは
男子はみんな声を張り上げて合唱したものです。

一升瓶をマタに当てて振りながら踊る、
下品なダンスや、
座布団を使った卑猥な寸劇を繰り広げながら、
わけのわからないエネルギーが、
いやがおうでも盛り上るのを、
女子達は「イヤー、キャー!!」
と悲鳴を上げ顏を手で覆いながら、
指の隙間からシッカリ見定める。

ああ、青春。
そうです。春歌は青春の発散ソングだったのです。

今の若者達は、全くそんな歌は歌わないどころか、
知らないみたいね。

聞いてみると、
「そんなバカバカしいことやりません。」
との答え。

バカヤロウ、若い頃にバカバカしいことしないで、
いつやると言うんだ。
それだから草食系男子が増殖するんですよ。

少子化対策の手段としても、
春歌の復活を願う今日この頃の私なのでした。

  

Posted by キリンさん at 12:48Comments(12)王様の耳はロバの耳