2010年12月16日
今、学校では。

昨日、ダイエットの相談に来られた方と話してたら、
途中から人生相談になってしまいました。
そういうことは往々ししてよくあること。
健康相談と人生相談は、切り離しては出来ないのです。
その女性の一人息子さんが、
高校3年生にして退学せざるを得なかったと聞きました。
1年生の時に、少し荒れた時期もあったのだけど、
2年生の担任に恵まれて3年生になることが出来たのだそうです。
ところが新しい担任の先生は、一番最初に、
「アンタが今まで何をやってきたか、ちゃんとわかってるんだからね!!」
と恫喝。
また学校に行けなくなったある日、
突然学校に呼び出されて、
退学勧告を受け、結局はそれを受け入れざるを得なかったとか。
その時に担任の先生は、
「励ますつもりで、もう来るなとか言ってみたけど、わかってもらえなかったみたいね。」
と言われたのだそうです。
お母さんはビックリして「何のことですか?」と聞くと、
彼が登校するたびに、
「今ごろ何しに来た。」とか、
「いいかげんな気持ちなら学校やめれば。」とか、
「もう来なくていいから。」
と檄を飛ばした、と、先生は答えたそうです。
その先生、本当に先生なのか?
片方の話だけしか聞いてないので、
本当のところはわからないのだけれど、
先生の言葉は本当みたい。
それを「励まし」と思える子供って、
いるのか?
この他にも、
学校に関する話を色々聞くと、
なんだか暗い気持ちになってしまいます。
私は学校が好きでした。
授業は嫌いでよくさぼったけど、
学校そのものが好きな場所でした。
セラピーの一つに、
子供の頃に通った学校に行って、
当時の記憶にふれて元気を蘇らせる、というのがあります。
私は自分の学校に行くと、
たしかに元気をもらって帰ることが出来ます。
でも、それが出来ない人が増えてきてるのかな。
今、学校では何が起こっているのでしょうか。