2014年09月30日
運命の分かれ道

女の子は何でできてるの?
女の子は甘いものとスパイスと、素敵なもので出来ている。
なんて、マザーグースで言われなくても、
女の子(この際年齢を問わず)と甘いモノは切っても切れないのです。
というわけで(?)、
こないだ、沙夜ちゃんとタカノリ君と三人で、
台湾スイーツのお店へ、9月いっぱいまでのカキ氷を食べに行きました。
黒蜜がかかっていて、美味しかったよ。ふふふのふ。
しかし、今日のお話はそれとは無関係。
20代のころ、横浜の友達の家に泊まりに行きました。
最初は2~3泊のつもりが、
楽しさのあまりズルズル延長に延長を重ね(居座ったわけではナイ)、
もう一泊と勧められるのをさすがに断って帰りました。
その夜、まさにその夜のことです。
横浜で、地震があったのです・・・。
大震災ほどではないけれど、
結構な震度で、物が倒れたり怪我人が出たりしたので、
翌日私は電話をかけました。
「大丈夫?誰にも怪我はなかった?」
「うん。いろいろ物が落ちて壊れたりしたけど、大きな被害はなかったよ。
でも、それがね・・・・。」
と、口ごもる友達に、
「それが、何?」と聞く私。
「それが、私の部屋にかけてた鏡が落ちて割れて、一番おおきな破片が、
ちょうどアンタが寝てた頭のところにグッサリ刺さってたんよ。
昨日、帰って良かったよ。危なかったね~~~。」
「う、うそっ!!」
「ホントよ~。さすが、悪運強いよ。」
人間、いくら真面目に生きてるつもりでも、
如何ともしがたい運命というものもあります。
志賀直哉も「城崎にて」の中で、
自分は列車にはねられたのに偶然助かり、
石の上にいたヤモリは自分が何気なく投げた石が当たって偶然死んでしまう、
という出来事を書いています。
だからどうした、と聞かれても、何も言えないのですが、
ただ毎日を自分なりに生きていくしかないのかなと、
そう思うキリンさんなのでした。
というわけで(?)
来月は友達と温泉に行くのだ。楽しみです。