2014年08月08日
コピペって、いったい。

初めに言っておきますが、
私にはコピペをする技術がございません。
貼り付けのこと?ワカラン。
それにしても、
総理大臣がコピペする時代とは・・・。
むかしはコピペはなかったけれども、
「丸写し」はありました。
レポートなんかで
「教科書丸写し」とかね。
もちろん手書きですよ。
私はこの丸写しがとっても苦手でした。
正確に写し取れないんです。
メカが苦手だからか?(いや、関係ないだろ)
ずっと前にブログで書いたかもしれませんが、
こんなことがありました。
私の友達の先輩の話。
東京の、有名大学でのことです。
その先輩は卒業論文を書くのに悩んでいました。
遊んでばかりで時間がない。
もう就職も決まっていたそうです。
あの頃の大学では、学生の間で、
よくわからない文書がいろいろ出回っておりました。
〇〇教授の授業ノートとか、
△△教授が後期試験で必ず出すはずの問題の解答とか。
いつ誰が作成したのか、何年前のものなのか、全く不明という、
得体のしれないアンチョコなどが売買されていたのです。
その中に、その先輩のゼミで専攻しているテーマの卒論があったそうです。
一般的には、みんなそういうものを参考にはしても、
必ずアレンジしてオリジナルっぽく仕上げるという
あざとい技を駆使しておりました。
でも先輩には時間がなかったのです。
それで、
いつ誰が書いたのかワカラン卒論を丸写しして、
教授に提出したのだそうです。
卒論の審査には、口頭試問があります。
ようするに教授と面談しての質疑応答です。
開口一番、教授に尋ねられました。
「君、これは本当に君が書いたのかね?」
ぎっくーーーーーーう!!!!!
内心、先輩の心は早鐘が鳴っているかのようでしたが、
まさか本当のことは言えないので、
腹をくくってトボケることに。
「はい、僕が書きました。」
「本当ですか?」
「はい、本当です。」
必死でシラをきる先輩。
「ふ~ん。」
冷静な口調で教授はこう続けたのです。
「おかしいですねえ、これ、僕も書いた覚えがあるんですけど。」
それは、教授の卒業論文だったのです・・・・・。
やっぱり、ズルはいかんよね。
今日のこのブログの記事は、
伝聞をもとにしておりますが、
文章はすべてオリジナルであります。
さ、真面目にお仕事がんばろうっと。