2014年05月12日
どこにでも先生はいる。

画像の猫はただの「モモりん」です。
今回の内容とは無関係。
なぜか画像がうまく入らなくて、難儀してるんでこんなことに。
テニスの錦織圭選手、残念でしたね。
決勝で棄権とは。本当に残念。
だけど準優勝なのだから、快挙とも言えますよね。
さて、若いころテニスが好きでした。
テニスと言えば、
私達の世代は「エースをねらえ」です。
テニプリではありません。
その漫画の中のエピソードをご紹介しましょう。
主人公の丘ひろみが、
とても強い相手と対戦したときのことです。
その相手は最初から自信満々なだけあって、
実力十分。
負けるかも、ひろみはひやりとします。
ところが、こんな展開が。
試合中、ボールがラインぎりぎりに落ち、
審判が、ひろみに有利なコールをした時のことです。
それに対して、
「ちょっと!!なに見てんのよ!!」
と猛然と抗議。
コーチにたしなめられて、一度は引き下がるのだけど、
また微妙な判定があったとき、
「ひいきだ!!こんな試合、やってられないわ!!」
と、あろうことか途中で試合を放棄してしまうのですよ。
ひろみはビックリ。
尊敬するお蝶夫人に報告します。
お蝶夫人は
「いるわよ、そんな人。集中力がないのね。」
「でも、実力はありました。あのまま続けたら、向こうが勝っていたかもしれないのに。」
と言うひろみに、
「やれ風が吹いただの、日差しが眩しいだの、
100%の条件でプレイできることなんて、私だってめったにないわ。
それなのに人のせいにして、そこでもう負けているのよ。」
いや~~、かっこいい!!
いいこと言いますね。
この漫画を読んで心に残ったのは、
100%の条件なんて めったにない、ってとこです。
お仕事していても、お客さんが少ないと、
雨が悪いとか暑いからだとか、政治のせいだとか、
つい愚痴をこぼしてしまう私。
そんな時に思い出すのです。
100%の条件なんて、めったにないってことを。
生きてると、学校以外のところでも学びはあります。
お蝶夫人もまた、私の先生なのでした。