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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年04月23日

一生懸命生きているのだけど。




もしかしたら、
私のことを粗忽モノだと思ってませんか?

神経が図太く、
世間に対して不真面目な人間だとか。

それは間違いだと、
ちゃんと言っておきたい。

たとえば、
こないだ新幹線で、車掌さんから「切符拝見」と言われたとき、
切符を出さずに居酒屋の名刺を出したこと、
ブログにも書きましたよね。

「なんてアホなんだろう。
 私、そんなミスしたこと今までに一度もないわ。」
と思った方、多いでしょうね。

「車掌さんが来ることぐらいわかってるんだから、
 ちゃんと準備しておけばいいだけのこと。

 なんでキリンさんは用意が出来ないんだろう。」
とも。

しかし私は、それは違うと声を大にして言いたい。

新幹線に乗ると、いつもドキドキします。
それは車掌さんが切符を確認に来ることがわかっているからです。

だから、
必ず私は切符を出しやすいところに入れるのですよ。

そもそも最初の新幹線に乗る前、
改札を抜けたら、
切符は必ず財布に入れます。

ポッケに入れると、
歩いているうちに落としそうで怖いからです。

バッグの外ポッケにも、
同じ理由で任せられません。

売店で雑誌やお茶を買ったら、
いちいち切符が入っていることを確認します。

そこに切符の姿が見えると、
安心するのです。

新幹線に乗って、座席に着くと、
まずお財布を出して切符を出し、
点検までどこに入れるかを考えます。

バッグの外ポッケか、
コートや上着のポッケかを決めます。

そして忘れないように、
車掌さんが来るまで何度もシミュレーションをします。

「乗車券を拝見いたします。」
と言われる前から握っているのは、
いかにも田舎者っぽくてイヤなのですが、

出そうとしてモタモタするのも
かっこ悪くていやなので、

声をかけられたら
流れるような動作でスマートに切符を出すのだと心に決め、
何度も頭の中で、
そのタイミングを想像してみるのです。

こないだも、
窓際にかけたコートのポッケに切符を入れ、
出しやすいように、
そのポッケがこっち側に向いてるように、
ちゃんと準備しておいたのです。

それなのに、
切符を出したつもりが、

同じポッケに入っていた鹿児島の居酒屋の名刺を握っていたとは。

「なんでポッケを空にして、
 そこに切符を入れなかったのか?」

おかしいと思うでしょうが、
一つのことに集中すると(ここでは切符をすぐに出すこと)
別の注意が出来ないのです。
(ここではポッケに余計なものが入ってないかどうか確かめること)

若い頃は、
その度に落ち込んだものですが、
いや、今もちょっとショックは受けるのですが、

しょうがないと考えることにしました。

それより、
もしかしたら私と同じように、
頑張ってるのだけどどこか抜けてしまい、
がっかりしてる人がいたら、

アナタだけじゃないのよ、と言ってあげたい気持ちです。

誰でも一生懸命生きていて、
それでも完全な人は一人もおらず、
何か失敗しては

こんなバカなのって、私だけなんじゃあ?
と不安になるものです。

そんな人が私の記事を読み、
こんなこと繰り返してる人もいるのだと、
ちょっとでも思って安心して頂ければいいのかなと。

そんなこと思う、
今日この頃のキリンさんでありました。  

Posted by キリンさん at 12:33Comments(4)王様の耳はロバの耳