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Posted by みやchan運営事務局 at

2013年04月12日

本屋の子供




昨日のことです。
うちに来られた女性の方と四方山話をしてた時、

「実家が書店だったんです。」
と言われました。

本屋さんの娘!!!!!!!!!!

それは私が子供のころ、憧れに憧れた職業・・ではなく生まれ育ち。

お姫さまよりもなりたかった、本屋の子供。
本が大好きでしたから。

近所に本屋などなかったので、
自力で行けるようになったのは中学生になってから。

本屋さんに行くと、
とにかく本がいっぱいある。
あたりまえだけど。

そこで背表紙を見て歩くのが常でした。

自由に立ち読みできた時代でしたが、
私はなかなか立ち読みをすることが出来ませんでした。

何故かというと、
読み始めるとやめられないからね。

だから、買おうかなという気がめばえて、
お財布にお金があることを確認した後でなければ、
立ち読み出来ないのでした。

背表紙のタイトルだけでも十分に楽しめるものです。

「悪徳の栄え」

「少女地獄」

「されど我等が日々」

「桜の森の満開の下」

「ナインストーリーズ」

「そして誰もいなくなった」

「青春の蹉跌」

「フーテン老人日記」

「倫敦塔」

私が読んでいた本のジャンルがあまりにもバラバラなのは、
タイトルで選んでいたせいでしょうな。

もしも本屋の子供だったら、
この本達が全て読み放題なのだろうなあと、
羨ましくてしかたがなかった頃。

今も本屋さんは好きだけど、
あまりにも本が多すぎて圧倒されてしまいます。

小さな本屋さんは、
それぞれ店主の好みによって選ばれている感があり、
面白いものでした。

大学生のころ、
京都に「三月書房」さんという書店があって、
ときどき行ってたのですが、
これが個性的なお店なのですよ。

以前にも書いたことがありますが、
今でも続いているそうなので、
頑張ってほしいです。

さて、今夜は漢方勉強会。

明日からは仕事で東京に行きます。

今回は少し時間に余裕があるので、
寄生虫博物館と
漫画博物館に行くのです。楽しみ。

では、良い週末をお過ごしくださいね。  

Posted by キリンさん at 12:32Comments(3)王様の耳はロバの耳