2013年11月12日
お鍋は好きですか?

お鍋の季節がやってきましたね。
私はお鍋が大好き!!
だけど・・・・、嫌い・・・・・・。
恋愛中の女子みたいですね。
家で食べたり仲良しで食べたり、
それはとても楽しく美味しくいただけるのですが、
仕事関係だったり、あまり知らない人が混じってたりすると、
出来れば避けたい鍋パーティー。
大学のとき、とある仲間の集まりで、
個室居酒屋に行きました。
そこで出されたのが、すき焼き鍋・・・・・・。
何故??誰が決めたんや??とコソコソ言いあう女子たち。
だって、すき焼きの作り方って、家庭によって様々なんです。
作っても文句言われたんじゃ、割に合わないもんね。
案の定、みんな尻込みして手を出しません。
そこで、
「しゃあない、オレに任せて。」
と男気を出したのが、ミヤケくんでした。
「げっ!!」
と女子全員が心の中で叫びました。
だって、ミヤケくんって、とってもガサツなんだも~ん。
みんなの心中を知る由もないミヤケくんは、
自分の男気が裏目に出てるとは気づきもせずに、
鍋にお肉をかたまったままドバっと投入。
「うっ!!」とたじろぐ女子の視線も無視して、
すぐに皿の野菜を素手でつかんで鍋へ投げ入れ、
砂糖壷を両手で持ち、
「ちょっ、ちょっと!!」
と叫ぶヨシダさんの声も聞かずに
がさっと砂糖を・・・・・・・・・・、
「しもた!!」
ヨシダさんの懸念の通りに、砂糖こぼれまくり。
「ま、しゃあない。ははは。」
と笑いながらお玉で余分な砂糖をすくっては壷へ戻す。
そして醤油をドバドバーーーっと入れて、
今さら材料をかきまぜながら、
「鍋はダイナミックにせんとな。」
味ですか?
忘れましたがな。
自分たちが手を出さなかった引け目もあって、
そこでは誰も何も言わずに食べたけど、
後日の女子トークでは、散々こき下ろされたミヤケくん。
やっぱり、
鍋はメンバーを選ばないといけませんね。