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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年11月07日

傘シェアリング




傘の忘れ物が、当店に数本たまっております。

取りに来られる方は、
ほぼ当日中と決まっております。
翌日以降に来られることは、まずありません。

うちに忘れてるんだから、持ち主はうちのお客様だよね。

てことは、きっとまた買い物に来られるであろうと考え、
目につくところに「お忘れ物」と書いて置いてあっても、
誰も名乗りを上げる者なし。

ビニール傘ならわかるのですが、
高価なんじゃあ・・?と思えるものばかりです。

私自身はと思い返すと、
やはり好きな傘をどこかで忘れてそれっきりってこと、
ままあるのですよ。

そこで考えたのですが、
駅やデパートなど、人の集まる場所では、
誰かが忘れた傘を置く場所を決めておいて、

そこにある傘は、お持ち帰り自由ってことにしたら?

急な雨に困った人はそれをさして帰って、
また後日そこに返すってのは。

仮にその人が傘を気に入って自分のものにしても、
忘れ物として誰にも使われず、いつか処分されてしまうよりも、
傘もこの世に生まれた甲斐があるってものでは?

昔、大学生の頃、
あるところに傘をさして行ったのですが、
帰ろうとしたら、ないのですよ。

「あれ?」
傘はいっぱいあるのに、私のだけない。
いくら探してもない。

外は激しい雨・・・・。

しかたないので、適当なのを拝借して帰りました。
傘泥棒は罪にならない・・ことはないのですが、濡れるのイヤだったし。

その話をかる~く当時のボーイフレンドにしたら、
烈火のごとく怒られましたね。

「オマエ、それは犯罪やないか!!!!」

「いや、なるべく汚れたボロい傘を選んだから。」

「そんなん言い訳になるか!!誰かにプレゼントされた大事な傘かもしれんやろ!!」

・・・真面目な人でしたわ。

彼の人となりは関係ないとして、
引きずられるように、私は傘を返しに行ったのでありました。

ああ、悲しい過去の物語。

そういう悲劇を生まないためにも、
傘シェアリング、いいと思いませんか?

ちなみに、その彼氏とは別れました。性格の不一致で。  

Posted by キリンさん at 15:49Comments(8)王様の耳はロバの耳