2012年07月19日
酒は飲め飲め飲むならば

久々の、ウンチくん登場です。
さて、私はまだ付き合いの浅い人からは、
「キリンさんて、お酒強いんでしょう~~??」
と、言われます。
が、付き合いの深い人はよくご存知と思うのですが、
実は、とても弱い。
乾杯のビールが最後まで残っていることがほとんど。
大人ですから、
自分のアルコール分解酵素のレベルは自覚してるんです。
が、若い頃はそこんとこが理解できず、
色んな失敗がありました。
うちの大学は、京都御所と道をはさんだ真北にあります。
そして私の下宿は、御所の南にあったのです。
だから、大学への行き返り、
御所の中を歩いて通っておりました。
ある日、大学の近くの中華料理屋さんで、
サークルの飲み会がありました。
私はまだ可愛い一年生だったので、
そりゃあ上級生から飲まされますわな。
帰りはもちろん暗い夜ですから、
一年生は先輩男子が下宿まで送ってくれるという特典があります。
しこたま飲んだ私は、
下宿が近くの気のいい先輩と一緒に御所の中へ。
ところが、ところが、途中で私、もよおしてしまったんです。
小の方ですけど。
「先輩!!!!おしっこした~~い!!!!!」
「えっ!!ま、待って!!トイレ探したる。」
という先輩。
「誰もおらんし、そこの草むらでする!!」
と主張する私を引きずって、トイレを探す先輩。
「あった!!トイレや!!!
早よ、行って来!!」
しかし、トイレは真っ暗です。
「先輩!!!真っ暗です!!電気つけて~~!!!」
必死で電気を探す先輩ですが、スイッチ見つからず。
「しゃーないし、足で探って入ればええがな!!」
私がもらすんじゃないかと、気が気じゃない先輩。
「暗いのいやです~!!便器に落ちたら、どうしてくれるんですか~!!」
「ええっ・・・、こ、困った奴っちゃなあ・・・。
ほな、ライターで照らしたるわ!!」
「先輩!!ドア閉めたら暗い~~!!!」
「ええっ・・・、あ、開けるわけにいかんがな・・・。
ほな、上から照らしたるわ!!」
ドアの上の隙間から、必死に手を伸ばしてライターをかざす先輩。
「あちっ!1あちっ!!早よせえ!!!」
先輩の奮闘努力の甲斐もあって、
無事に用を足した私。
手を洗うときも、先輩はライターで照らしてくれてました。
「あっ、先輩~~!!」
「なんや。」
「ハンカチ忘れました。」
その時、先輩が貸してくれたハンカチは、
真っ白で、きちんとアイロンがかかっていたわ。
お酒はいけませんね。
人を別の人間にしてしまいますから。
他にも色んな事件がありますが、
ここでは書けない。
というわけで、
皆様、私に決してお酒を飲まさないで下さいね。