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Posted by みやchan運営事務局 at

2015年06月25日

猫だって、一生懸命生きているのだ


うちのモモりん。
今回は違う猫の話なのですが。

お友達の実家に、一匹の猫がいます。

拾いニャンコらしいのですが、
内臓に生まれつきの奇形があるのだとか。

手術には耐えられないタイプのものなので、
長生きはしないだろうなあと思いながら飼っていたのだそうです。

ある日、友達のお母さんがニャンコを抱っこすると、

「ん?」

病気のせいでペッタンコのはずのお腹が、
なんだか妙な形になっている・・・しかも、
おっぱいが膨らんで・・・・。

「えーーーーーっ!!!!!」

まさかの妊娠!!!

そうです。
手術出来ないってことは、避妊手術も出来てなかったんです。

庭にはときどき出てたけど、まさかと思ってたのに。

病院に相談したところ、
「お腹にメスを入れると死ぬから、帝王切開は無理。
 お産に耐えられるかどうか、ちょっと難しいかも。」
とのことでした。

友達のご両親は、
どうせ死ぬかもしれないのなら、病院より自宅で、と考えたそうで、
自宅で出産させる道を選んだのでした。

その結果、

自然分娩、大成功!!!

4匹が生まれ、1匹は残念ながら死産でしたが、
3匹がちゃんとオッパイ飲みながら、
すくすく育っているのでした。

3匹の中の、
いちばん小さくてちょっと弱々しい子は
不憫だから手放せないけど、
あとの2匹は里親募集中だそうです。

いい引き取り手がいるといいな。

奇形の猫というと、
むかし飼っていたチビを思い出します。

うまれつきマブタがないという身体。
身体はずっと小さくて大人しい子だったけど、
5年間しっかり生きて、病気もせず、
ある朝、炬燵の横で眠るように死んでいました。

私のおばあちゃんの家は、
かつて猫屋敷と呼ばれるほど猫がいっぱいいて、
お腹にさわると下痢する子や、首がカックンと外れる子や、
鼻水飛ばす子や、
いろんな猫がいましたが、
みんな一生懸命に生きていたなあと思い出します。

どんな命も、一生懸命なのですね。

ちなみに友達の実家のご両親は、
よく喧嘩をしていたのが、
猫のお陰で仲良しになったとか。

良かった良かった。  

Posted by キリンさん at 11:40Comments(2)王様の耳はロバの耳