2015年06月24日
水毒には温灸を

今朝のテレビで「水毒」が取り上げられていました。
梅雨でじめじめうっとおしい今日この頃、
身体が重い、だるい、冷える、やる気が出ない・・・・。
それは「水毒」のせいなのだ!
と、エライ先生が言ってました。
「水毒」というのは、もともと漢方用語なのですが、
そんなこと知らなくても、
なるほど~~って思いますよね。
人間は水分がなくては生きていけません。
でも、過剰な水分は不健康のモト。
不要な水分のことを、やはり漢方用語で、
「湿邪」といいます。
湿邪には二通りがあって、
身体の外の湿邪を「外湿」、
中の湿邪を「内湿」と言います。
梅雨のじめじめは、まさに「外湿」。
外から体をジワジワと蝕んできます。
どんなに健康な人であっても、外湿はうっとおしいものです。
でも、身体の中に「湿邪」のある人、
つまり「内湿」を抱えている人は、もっともっとこたえます。
頭痛、めまい、むくみ、腰痛・関節痛、胃腸障害、アレルギーなど、
もう「だるいわ~」どころの騒ぎではありません。
テレビでは、水毒に対処する一番の方法は、
身体を温める、冷やさないことだと言ってました。
その通りなんです。
冷たい飲食物を避ける、服装に気を付ける、などは、
生活面での効果的な養生です。
それに加えてキリン堂の一押しは、
「温灸」。
実際に、春先には忘れていたけど、
ここ最近また始めましたという方、大勢いらっしゃいます。
特に先ほどの「内湿」を抱えている人は特に、
是非是非おススメいたします。
内湿?わかんないよ~。
そう思われるでしょうが、考えてみてください。
もともとムクミやすかったり、頭痛持ちだったり、
汗かきだったり、胃腸が弱かったり、
腰痛があったり、冷え性だったり、
首や肩が凝り易かったり、
一つでも思い当るならば、内湿のある可能性アリです。
五蔵でいうと、脾、肺、腎のどこかに原因があることが多いので、
そこを温めるツボに温灸すると、
症状が改善されていきます。

これは三陰交というツボを温めているところ。
全身のあらゆる所にツボはあります。
温灸は、火傷の危険もなく安心して使うことができます。
興味のある方は、有料で体験もできますので、
どうぞお問合せくださいね。