2014年06月12日
伝染るんです。

夕べは5人会でした。
考えてみれば、出会ってから26年もたってるよ。
ひゃ~。
指定されたお店を目指して歩く私。
初めてのお店なので、見つけられるかドキドキです。
あれ?路上にメンバーが二人立っている。
どうしたのかと尋ねると、
「お店の場所、ちょっと入ったとこだから、わからないんじゃないかと思って。」
おお、友よ有難う。
そこにもう一人が加わり、4人になった私達。
残る一人はとっても真面目なお姉さん。
「来ないね・・。」
そうなんです。珍しく、時間になっても来ないんです。
きっとタクシーで来るから、道が混んでいるのかもね~。
そう言いながら、待つ。ひたすら待つ。
来ない・・・。おかしいね。
電話しました。出ません。
家にもかけたけど、出ません。
「家にいないんだから、出てるよね。」
しかし、来ない・・・。
「心配だね。」
そうなんです。いつだって、誰よりも先に来ている彼女。
遅れる時には必ず連絡を入れる人。
「これがキリン堂だったら、待たないし心配もしないんだけどね。」
そう言われても返す言葉もございませんが、
あまりのおっしゃりよう。
お店の人が呼びに来られたので、しかたなくお店に入りました。
きっと連絡が来るよ、そう言いながら。
乾杯をして、お料理に箸を運びながらも、
会話ははずみません。
誰ともなく、何度となく、繰り返す言葉。
「やっぱり何かあったんじゃない?」
私がもう一度、家の方に電話することになりました。
コールが鳴ります。二度、三度・・・・・すると、
「はい。あら~、どうしたの?」
えっ?????ど、ど、どうしたって????
「ちょっと、もう始めてるよ!どうしたのって、こっちが聞きたいよ!」
「えっ!?えっ!?ちょ、ちょっと待って。今日は何日?まさか!」
「11日だよっ!!」
「うそ!!14日じゃなかったの!!!???」
日にちを間違えていたんだそうです。
まったく。
「えええ~~~~~っ、今日だったの~~~!!!」
と絶叫したあと彼女は、
「行くわ!!すぐ行くから!!」
と強く宣言し、本当にすぐ来たのでありました。
「も~、心配したんだからねっ。」
「そうよ、キリン堂なら心配しないけど、アナタだからね。」
いや、何回も言わんでいいから。
ほっとしながら頭の中で、
もしや長い付き合いだもの、
私が伝染ったのか?とひそかに思ったキリンさんなのでした。
スタートはそんな感じで、
あとは例によって楽しい宴となった昨夜。
アラウンド還暦、アラ還の5人が話したことは、
「若い頃って、どうしてあんなにとんがってたんだろう。」
「どうしてあんなに許せなかったんだろうね。」
と、しみじみした話になりました。
「だけど、きっと自分も許せないヤツだったんだろうね。」
「気づかなかったけど、それを許してもらってたんだろうね。」
私も言いました。
「私なんか無神経だから、たくさん許してもらってるかも。」
すかさず友達が、
「そうよ、いっぱいいっぱい許してるんだから!」
すんまへん。そして有難う。
楽しすぎて、今日は寝不足です。
だけど、心は元気いっぱい、お仕事がんばるキリンさんなのでした。