2013年07月17日
「つ」と「ぴ」

昨日、方言の話になりました。
宮崎弁で「つ」って、わかります?
かさぶたのことだそうですね。
広島県人の私にはよくわかりません。
広島では、かさぶたはかさぶた。
標準語です。えへん。
ただ、かさぶたを剥がすことを
「かさぶたをうぐ」と言うけどね。かっこいいでしょ。
そして、
残った傷跡のことを「きっぽ」と言います。
いや、広島弁はいいのだ。
それよりも、
「ぴ」って知ってますか?
宮崎弁らしいですよ。
でも地域限定で、知ってる人も知らない人もいます。
指にささった小さなトゲのことを
「ぴ」と言うんだって。
広島では、それは
「すいばり」って言うんだけどなあ。
それが刺さったら、
「すいばりがたった。」と言います。
それにしても「つ」だの「ぴ」だの、
宮崎以外の人が聞いたらサッパリわからんけど、
たとえば宮崎の人が東京あたりで暮らしてるとき、
まったく知らない人が
「ヒザの『つ』が取れちゃってさ~。」
なんてしゃべってるのを耳にしたときは、さぞ興奮するだろうなあ。
私もお店にいらしたお客様のイントネーションが広島弁だったら、
「広島の方ですか?」
と聞きたくてうずうずするのですよ。
お盆には、中学校の同窓会があると知らせがありました。
高校のはしょっちゅうだけど、中学のは久しぶりです。
故郷の仲間と広島弁で思いっきりおしゃべり出来ると思うと、
今からとても楽しみなのでした。