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Posted by みやchan運営事務局 at

2015年01月13日

銀のスケート


友達からのお土産。
大坂で、アイススケートのショーを観に行ってきたんだって。

有名どころが総出演だったそうです。
そう、マオちゃん、ダイスケくん、ノブナリくん、アッコちゃんなど、
これはオリンピックか??みたいな顔ぶれ。

うう~~、羨ましいよ~~~。

キリンさんが初めてスケートにふれたのが、
小学生の頃に読んだ本、
『銀のスケート』なのであります。

お土産を見て、懐かしく思い出したのでした。

それはオランダの物語で、
貧しい家の兄妹、ハンスとグレーテルが主人公です。

なんで貧しいかというと、
お父さんが大けがをして、記憶喪失になってるから。

そのせいで、大金の隠し場所が思い出せないのと、
後遺症に苦しんでいるため働けないという事情があるからなのです。

だけど、描写は決して暗くありません。

オランダでは冬になると運河が凍り、
みんなスケートで行き来するのですよ。

そこが素敵。

ハンスとグレーテルは、とてもスケートが上手なのだけど、
貧しいので鉄製のエッジが買えません。

だけど木のエッジをつけて楽しげに滑るのです。
木だと、長くすべってると湿気できしんで転んでしまうのだけどね。

ハンスは妹のエッジがもたないと思うと、
自分のと換えてやったりして、とても優しいお兄さんなのです。

あこがれたね。
なんで私には優しい兄がいないんだろう。
使えない弟だけなんだろう。

ある日、スケート大会の開催が決まるのですが、
その商品が「銀のスケート靴」。ここからタイトルが決まったわけなんですね。

ちょっと前に「運動靴と金魚」という映画がありましたが、
それを思い出します。

ハンスとグレーテルと、その家族や友達、
色々ありますが、最後はハッピーエンドです。
とても嬉しくなる結末です。

そんな物語を読みながら子どもの私は、
いい人になろう、という純粋な思いを重ねたような気がします。

現実?それを言っちゃあおしまいよ(寅さんの口調で)。

現実には、もうちょっと大きくなってスケートを始めると、
自分より上達が早い弟に腹を立て、オヤツを取り上げたりしてました。
(ひどい)

現実といえば、
銀のスケート靴って、何が銀だったんだろ。
エッジが銀?柔らかすぎんか?
靴が銀?痛くないか?
色が銀なのか?
値段は高いの?それを売って鉄のを買えば、差額が儲かるのでは?

・・・語れば語るほど悲しくなるので、今日はオシマイ。

最後に蛇足ながら、宮崎にスケート場の復活はないのかな。では。  

Posted by キリンさん at 16:11Comments(5)王様の耳はロバの耳