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Posted by みやchan運営事務局 at

2014年02月07日

漢方薬の副作用



私の実家です。

と言うのは嘘です。
門構えがカッコいいなあと思って写したの。
瀬戸内海のある島の、知らないお家。

さて、私は奥二重です。

そんなこと知らんわって?
まあまあ、聞いてくださいな。

奥二重の人ならご理解頂けるでしょうが、
子供の頃から損してました。

せっかく二重マブタなのに、認知してもらえないの。

「一重マブタ?」
と聞かれるたびに、

「ううん、奥二重なんよ。」
と、半目にしてアピールしたことが何度あったことか。

そんなことはどうでもいいから、
早く本題に入れ?はいはい、わかりましたよ。

そんな奥二重の私ですが、
完璧な一重マブタになったことがあります。

それはもう何年も前、激しい肩こりに悩まされていた頃です。

肩こりに使う漢方薬にも様々なものがあるのですが、
その時飲んだのが、

「芍薬甘草附子湯」

芍薬甘草湯だったら知ってるって人も多いでしょう。
こむらがえりとか、痙攣によく使う処方です。

芍薬甘草湯に附子を加えたのが、私が飲んだ薬です。
友達が煎じ薬を作ってくれました。

煎じ薬は、顆粒や錠剤よりも、
やっぱり効きがいいからね。

飲み始めると、どんどん肩が軽く楽になって、
やっぱり漢方薬だよね~、と思っていました。

が、それと同時に、
みるみる私のマブタは腫れていき、
三日もすれば立派な完全一重マブタになってしまったのよ。

友達にも電話して話したら、

「甘草か~~。」

「うん、たぶんね。」

芍薬甘草附子湯に含まれる、
甘草の仕業なのでした。

肩が楽なのはいいけど、一重マブタはイヤ。
それに続け過ぎると心臓に負担がかかることもある。

これは偽アルドステロン症というものですが、
詳しく知りたい人は自分で調べてね。

残念ながら薬を飲むのをやめたところ、
スルスルと顔の浮腫はおさまって、
もとの奥二重マブタに戻った私。

ここで誤解のないように言っておきたいのですが、
甘草はとても大切な、
漢方薬になくてはならない薬なんです。

おそらく私は甘草に対する感受性が高かったのと、
(年配の女性に多いと言われている。とほほ。)
ちょっと量を多く摂ってしまった結果なのでありましょう。

甘草の副作用を軽減するには、
炙甘草を使うという方法もあるのだけど、
とりあえず肩も楽になったので廃薬となりました。

甘草は、色んな漢方薬に含まれています。

怖がる必要はありませんが、
複数の漢方薬を飲む場合、
甘草の量が多くなることがあります。

そうなると、副作用が出ることも考えられます。

顔がパンパンしてきたら、
その薬を出してもらってる病院か薬屋さんに相談して下さい。

飲むのをやめれば、
ほとんどの場合がすぐ治ります。

そうそう、副作用の浮腫の場合、
午後になっても夕方になっても夜になってもずっと取れません。
お昼頃になるとスッキリするのは、
ただの飲み過ぎですから、生活習慣を変えましょう。

だけど50過ぎるとシワが増えまして、
むくんだらシワが伸びるかなあ~などとアホな妄想に浸るキリンさんなのでした。  

Posted by キリンさん at 11:37Comments(2)漢方