2016年02月22日
まさかの漢方:捻挫
「ちだぼくいっぽう」と読みます。
金曜日の夕方、うちのスタッフが負傷いたしました。
すっころんで手首を捻挫したのです。
我慢強い彼女が、しばらく立てずの状態。
ころぶ時に体をかばってついた右の手首を捻挫してしまったのです。
「い、痛い・・・・。」
すぐにサメの油を塗り、湿布をしたのですが、
みるみるうちに腫れてくるのがわかるほど。
レジをうつのも厳しい状態でした。
そこで飲んでもらったのが、
「治打撲一方(ちだぼくいっぽう)」
という漢方薬です。
この薬、「香川修庵」という日本の漢方医による、
経験方であります。
漢方では 弁証といって、
その患者さんの状態を詳しく観察するということが欠かせない、
そう言われています。
まったくその通りなのですが、
この治打撲一方に関しては、あれこれ考えず、とにかく早く飲ませることが大切。
そんな使いやすくて効果てきめんな妙薬なのでありますよ。
論より証拠。
うちのスタッフ、捻挫したのが金曜日の夕方。
土曜日は曲げると痛い程度に回復。
日曜日はウソのように痛みがなく、ほぼ完治とあいなりました。
本人いわく「もう、笑っちゃいます。」
もちろん、さっき言ったように、
漢方薬を飲むときには、体質、環境、原因などを、
慎重に考えていくべきことも多く、こんな簡単にいかない場合も多いのですが。
それでも処方がピッタリ合えば、
やはり笑っちゃうように効いたりするんです。
いや~、漢方薬って本当にスゴイですね。