2015年12月24日
リバイバル
中島みゆきの歌にありましたね。
「りばいばる」
ユーミンの「いちご白書をもう一度」
これもリバイバルの歌。
今夜はクリスマスイブです。
恋人同士でロマンチックなラブストーリーなどを見る。
いやがおうでも気持ちが盛り上がる!!!
なんちゅうことは、あまりないのでしょうか。
この際、過去の名作でもいいと思うのだけど、
過去の名作をリバイバル上映するってことも減りましたね。
セントラルシネマで「午前10時の映画祭」があるし、
宮崎キネマ館で嬉しい作品がかかることもあるけど、
絶対的に少ないのです。
私はリバイバル上映のおかげで、
色んな名作を映画館で観ることが出来ました。
「ローマの休日」「エデンの東」など、
挙げると長くなるのでやめるけど。
昔を語ると、ノスタルジックに過ぎるなどと批判されるけど、
今の世の中、なんだか使い捨てだらけのような気がするのですよ。
新しく、刺激的なものだけが脚光を浴びている、
そんな気がするのです。
一本の名画を大事にしていた時代。
それが懐かしいのです。
今は上映するたびに、お客さんは総入れ替えがあたりまえだけど、
前は朝から晩まで居続けても良かったので、
好きな映画だと、お弁当を持って一日何度も観る人だっていました。
ちょっと前に流行った映画がもう一度かかることって、
ずいぶん減ってますよね。
DVDでもう一度、というテはあるけれど、
映画館で観るのとはやはり違います。
映画を観て感動して、大きなスクリーンでもう一度、そう思っても、
二度とそのチャンスはないのです。
淋しいことであります。
何かを、時間をかけて慈しみ育てる。
そんな気持ちが廃れかけているような気がして、
ちょっとブルーなキリンさんなのでした。
そうそう、
最初の画像は実家から見た風景。
子どもの頃より家は増えたけど、山は変わらない。
それだけでもほっとするのでした。