2015年07月10日
母、ムカデに刺されるの巻

夕べ、娘から電話がありました。
娘は今、私の実家で母と暮らしております。
「お母さん?私だけど。」
「わかっとるわ、で、どうしたの?」
「あ~,おばあちゃんがムカデに刺された。」
のん気にしゃべっていますが、内容は重大事件であります。
実家は山のすぐ下にあり、ムカデは全く珍しくありません。
私が暮らしていた頃、一晩で6匹も出たのが最高記録。
だけどムカデも人を襲うのが目的ではないので、
見つかったら必死でもじゃもじゃしながら逃げるものなのですよ。
だから、そんなに刺されるものではありません。
とは言え、もしも刺されたら蜂以上に腫れたりするので、
見つけたら可愛そうだけど退治するのでありました。
娘の話によると、ムカデはそこそこ大きくて、
「おばあちゃん、痛がってる。」
相変わらず口調はのん気。
「なんで刺されたの?」
「ん~、ムカデが最初は私の足の上を這ったから、
おばあちゃんが退治しようとして、ティッシュでつかんだんだよ。」
は~~~~????ティッシュで掴んだ!!??
そりゃ、刺されるわーーーい!!!!
「お母さん、どうすればいい?」
そこで私の出した指示はこうです。
1.水道水でジャージャー洗い流す。こすらない。
2.サメのアブラをたっぷり塗る。
3.さらに虫刺されの薬を重ね塗りする。これはすり込む。
以後、2と3を繰り返す。
「わかった~。」
と娘は電話を切ったのでありました。
大丈夫かなあ、ひどく腫れたりしてないかしら・・・・・。
今朝になって、母から電話がかかってきました。
開口一番、
「こんど、ミドリちゃんが宮崎に帰るときに、
私も一緒に帰ろうかと思うんじゃけど、どう思う?」
「えっ?いや、別にええけど。」
「ほんま、そしたらそういうつもりで。じゃあね。」
そのまま電話を切ろうとするので、
「ちょ、ちょ、ちょっと待って!!ムカデは!!???」
「え?ムカデ?そういやあ、今年は雨じゃけん。よう出るねえ。」
「いや、夕べ刺されたんじゃろ?」
「刺された?・・・・ああ、そういやあ刺された刺された。」
「どうなった?腫れてない?」
「えっと、どこじゃったかいね。ああ小さい跡があるけど、どうもないよ。
アンタに言われるまで忘れとった。治っとるよ」
それを早く言ってください。
お母さんがついにボケたのかと、ぞっとしましたから。
それにしても、すごいぞサメ!!!!!
え?な~んだ、サメの宣伝なのかって?
そうです。サメの宣伝です。
が、事実なのですから有益な情報提供でもあります。
これから虫刺されのシーズン。
サメはとってもお役にたつものなのですよ~~。
是非、お手元に置いといてくださいね。
Posted by キリンさん at
10:38
│Comments(2)