2016年01月08日

お正月の遊び、その2

お正月の遊び、その2
実家の庭の蝋梅です。

ちょっと前に友達から言われました。

「〇〇さんがね、
 キリン堂さんとは話したことないけど、
 やり手で几帳面で、何でも計画したら即実行、みたいな、
 すごい人なんでしょう?
 って言ってたよ。ぷっ、くくく。」

いや~、知らないって怖いことですね。
どうせなら、知らないままでいてほしいです。

先日の新聞に、佐藤愛子さんが、
昔のお正月を懐かしむ記事を載せておられました。
やはり誰の胸にも自分のお正月があるものなのですね。

私のお正月というと、
羽子板を卒業するころ始まった、トランプが忘れられません。

これには父ちゃんが参戦し、
家族対抗トランプ大会になるのですが、
なにしろギャンブル好きな父ちゃんが加わるのですから、
盛り上がらないわけがないのだ。

時期としたら、私が中学生から高校生にかけて。
弟が小学校の低学年から中学に入る頃まで。

誘うのはいつも父。

「トランプしちゃろうか?(してやろうか?)」
もちろん私達も待ってましたとカードを出したりテーブルを片付けたり、
準備万端整えるのです。

父は、いかにも子供に付き合ってやろうかという言い方ですが、
本当は自分がやる気満々なのだ。

その証拠に、子どもだからって容赦しないうちの父。

トランプは、いつもセブンブリッジのみで、
点数を付けて延々と戦うのですが、

父のハッタリは素晴らしいもので、
二人の子供は一ころにやられてしまうのが常でした。

「お父ちゃん、ずるい!!」
と顔を真っ赤にして怒れば、

「それがゲームじゃけん。」
と、実に嬉しそうな、にくらしい顔で笑うのです。

負けが続いて弟が泣きだせば、
「男らしゅうない!」
と、せせら笑いながら、せっせとカードを配るのです。

どっちが男らしゅうないんじゃ、と心の中で思いながら、
そこでやめると怒られるし、
第一自分だって悔しいので、必死でゲームを続けるという、

微笑ましいとはとても言えない家族の修羅場。
それが、何故かとても懐かしい、私のお正月なのでありました。

もう何年もトランプをしていません。
父も亡くなり、母もトランプはもう無理かもね。

自分の家族で、やってみようかな。
麻雀の方がいい、そう言われるかもね。

そうそう、断食ですが、まっだ続いてます。
四日目になるのだけど、なんだか快調にとばしているという感じです。
明日はどうしよう。

明日、考えるわ。




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Posted by キリンさん at 12:22│Comments(0)王様の耳はロバの耳
 
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