2014年05月09日

子供の事情



この画像の私は、2歳か3歳ころでありましょうか。

うちの両親は、映画が大好きな人たちでした。
特に父は、若い頃からずいぶん観ていたようで、
テレビで放映される映画を観ながら解説してくれるので、
子供の私はずいぶん尊敬したものです。

といっても、それは私が少し大きくなってからのことなのでした。

子供が小さいうちは、みんな大変。
遊びに行きたくても、コンサートに行きたくても、
映画に行きたくても、
子供を家に残して行くわけにはいきません。

しばらくは我慢、そういうシーズンとあきらめる人もあるでしょう。

が、あきらめなかったのが私の両親。

そう、いたいけな私を連れて行っていたのです。

ほんとうに小さい頃は、
おっぱいさえ飲めば眠っていたという私。
映画館で大人しく寝ていたらしいのです。

ところが乳離れしてからが大変です。

すぐに飽きます。そりゃそうだよね。

騒ぐと叱られるので、幼心に知恵をしぼります。

「のどかわいた。」

母は売店でジュースを買ってくれるのです。
ミルクコーヒーのこともありました。

しばらくすると、

「おしっこ。」

トイレに連れて行ってくれます。

しばらくすると、

「おなかすいた。」

ジャムパンを買ってくれます。

しばらくすると、

「のどかわいた。」

「水、飲みんさい。」

母は私をトイレにつれていき、
水道の水を飲ませます。

しばらくすると、

「おしっこ。」

だけど、このあたりになると、
実は嘘だったりします。だって退屈なんだもん。

「がまんしんさい。」

嘘と見破る母。
しばらく黙る私。

だけど、どうしても退屈なので、

「おしっこ。」

「がまんしんさい。」

「がまんできん。」

父が小声で言います。

「やかましい。便所に連れていきんさい。」

しかたないので母は私をトイレに連れていきます。
戻りたくない私は、トイレのついでにまた水を飲んだりします。

そして、そのうち、

「お母ちゃん・・・。」

「なに?またおしっこ?」

「げろげろげろ・・・・・・・・」

それに懲りて、両親は二度と私を映画に連れて行かなかった・・・
と、思いますか?

そんなわけもなく、幾度も同じことを繰り返しながら、
子供の事情もかえりみず、
両親は映画に行き続けたのでありました。

ラブシーンのときに小さな私は大きな声で、

「あのおじちゃんとおばちゃん、何しょうるん???」
と聞いたそうな。

それでも、父と母は懲りなかったのでした。
すごいね。

私は子供が小さいとき、どうだったかしら?

・・・・・・・。

忘れた(逃)。

さて、酵素味噌のお知らせです。
味噌開きが早まりそうな感じであります。

ご予約のかた、心の準備をお願いいたします。(どんな準備なのか?)


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