2011年12月01日

温泉の思い出

温泉の思い出


昨日、お店に沙夜さんと空さんが来てくれました。

そこで出た話題が温泉。
みんな温泉好きなんですね。

それで思い出したことが二つありましたので、
今日と明日、シリーズでご紹介しようと思います。

それは大学を卒業したばかりの頃でした。
私はご近所のテニスサークルに所属しており、
そこの主催で温泉に行ったのです。

たしか秋の初めの頃で、
夜になると空気が冷たく、吐く息も白く曇ります。

そこには露天風呂がありました。

森の中のお風呂はとても素敵。
紅葉の中で、湯煙がいかにも暖かそうに見えます。

しかし友達の一人、ここでは便宜上Aさんとしておきますが、
彼女がダダをこねるのです。

「なんか、混浴みたいじゃない?」
「いや、ちゃんと竹を組んだ垣根で仕切ってあるけん、大丈夫。」

竹垣は、覗くにはちょっと無理なほど高く組んでありました。

「せっかくじゃけん、入ろうや。気持ち良さそうなよ。」
と、みんなで説得し、Aさんも渋々ながら入浴してくれたのです。

思ったとおり、とても気持ちの良いお湯で、
身体の芯からあったまる感じ。

「気持ちええね~。」

ところが、Aさんは、垣根のあたりをウロウロ。

「何しょうるん、風邪ひくよ。」
「早よ入りんさい、気持ちええよ。」
と声をかけるのですが、

「この垣根、なんか怪しい。」
と、あちこち探っていたと思うと、

「やっぱり!!!」

「何が~?」

「ここの竹の間に隙間がある!!」

「まあ竹じゃけん、ちいたあ(少しは)あるじゃろ。」

「いや、向こうが覗ける!!」

「この寒いのに、誰も見やせんじゃろ。」

「いや!!むこうの男の人、
 眼鏡かけとるもん!!お風呂に眼鏡かけて入るなんて、怪しい!!
 絶対に覗く気があるんよ!!見て見て!!」

・・・・・・・・・あのね、
あなたの今やってることの方が、立派な覗きですから・・・・・。

若い頃って、勇み足になっちゃうんですね。
今にして思えば可愛い行為でございますが。

さて、今日は歯医者さんに行ってきたので仕事が溜まってます。
また明日。


同じカテゴリー(王様の耳はロバの耳)の記事画像
もうすぐブログ開設15年・・か?
いつか読書する日
頭隠して尻隠さず
猫は木に登るものなのだ
新しい猫がきた
ブログ開設13周年だそうです
同じカテゴリー(王様の耳はロバの耳)の記事
 もうすぐブログ開設15年・・か? (2023-10-18 18:30)
 いつか読書する日 (2023-01-25 12:21)
 頭隠して尻隠さず (2022-08-31 10:48)
 猫は木に登るものなのだ (2022-08-25 11:20)
 新しい猫がきた (2022-08-20 15:18)
 ブログ開設13周年だそうです (2021-11-26 11:51)

Posted by キリンさん at 14:15│Comments(3)王様の耳はロバの耳
この記事へのコメント
rueの温泉の入り方・・・
「古い単行本を持って」
濡れても、慌てないし、
小さいから疲れないもの。

(おばさんたちから、
 どんな目で見られてることやら?)

サウナは入りません。
本があるお陰で、
ちょっと、ゆっくり浸かれます。

今日は、とても温泉に行きたかった。
近いうち行くつもり。

あ、先日は、ひとなつこいオバサンが一言、
「あんた、こんな小さい字が見えるとね?」(笑)

((注)人が多い温泉には行きませんから、大丈夫です。何が?)
Posted by rue at 2011年12月01日 18:08
温泉ね、、、覗きましたね~
ま、これはお約束ですからね。(開き直り)

でもアレですね。
今日はちょっと目からウロコでした。
向こうから覗かれてないか、
確認のために覗くという手もあったのかとw

週末、温泉、行くか。
Posted by pia masapia masa at 2011年12月01日 20:57
rueさん

温泉で本ですか。
うむむ。
私はのぼせる方なので、
家のお風呂でも本はまず無理です。
ちょっと羨ましい。

小さい字、見にくくなってきました。(そこ?)


pia masaさん

堂々と覗きを主張するとは。
ま、当然やってると確信してましたがね。
特に修学旅行のときなんて、
男子の白状を聞いてたらひどかったし。
(そのあと、シメたりなんてしてませんから。)

週末、温泉に行く人がきっと減ると思う。
Posted by キリンさん at 2011年12月02日 00:05
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
温泉の思い出
    コメント(3)