2011年01月21日

人生は泣き笑い

人生は泣き笑い


写真は、当店がおススメしているリナマックスです。

日曜日に東京で、
リナマックスの会議兼勉強会があるので行ってきます。
日曜の朝の飛行機で行って、
月曜の朝の飛行機で帰ってきます。

私は日曜日は、お店におりませんが、
土曜、月曜日はおりますので、ご用の方はいらしてね。

さて、泣き笑いの話でしたね。

ここんとこ、寒いせいかご不幸の話をよく耳にします。
それで思い出した話。

友達が白血病で亡くなったときのことです。
私はとても仲の良い人だったので、
火葬場まで付いて行きました。

荼毘に付されて、お骨を見たとき、
ほとんど形という物のない、
白い燃えカスが残っていただけでした。

強い薬を使い続けた結果、
骨もスカスカの、もろい状態になっていたのでしょうね。
家族はそれを見て、
こんな状態だったのかと驚愕するのと同時に、
これじゃあ仕方なかったかもという諦めが、
心に浮かんだそうです。

その時、
隣りでは別のご遺体がお骨になっていました。

昔の焼き場なので、
しきりもちょっとしかありません。

見るとはなしに見てみると、
なんと、立派な標本のような骨!!!!

「スゴイね。若い男の人じゃろうか。」
と、遺影を見てみると、

松子・デラックスみたいな女性の写真が。

本当に本当に申し訳ないのだけど、
そこではさすがに我慢したのだけれど、
あとで、みんなで笑ってしまいました。

話は変わります。

少し前のことですが、
大学のサークルの同窓会がありました。

その時に、ある男子が亡くなったと聞いたのです。
大人しい人だったのと、
学部も違っていたりして、
私は顏も思い出せないくらいでした。

二次会、三次会と場所が移ったとき、
隣に座った仲良しの女子が、

「〇〇君、死んだんやね。」
と、ぽつりと言いました。

「そうやね。ホンマ言うたら、顏も思い出せんけど。」

「うち、よう覚えてる。
 忘れられへん思い出があるから。」

彼女はしみじみと続けて言ったのです。

「合宿に行ったときな、
 夜中、一人でお風呂に行ったんや。

 お風呂の引き戸をガラッと開けたらな、
 脱衣場に〇〇君が素っ裸でおって、
 ビックリした顏でこっちを振り向いたんや。」

「えええっ!!!なんで????」

「男湯やってん。うちが間違えたんや・・・。」

そして彼女は続けました。

「あの時の〇〇君の姿、忘れられへんわ。」

この二つの思い出に、感想を述べることは難しくて出来ません。

それでは皆様、良い週末を!!!!!



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Posted by キリンさん at 15:42│Comments(10)王様の耳はロバの耳
この記事へのコメント
えっと・・・・笑うところですよね?(汗)

強いお薬を使っていたウチのばあちゃんの骨は
ピンクや黄色に染まってる部分がありました。
火葬場の人が説明してくれるんですよね。色つきの訳を。
聞きながら、悲しくなってきてまた涙が出たのを思い出しました(涙)
Posted by ぱた at 2011年01月21日 16:50
えっと・・・・笑うところですよね?(大汗)

うちの祖母の骨は・・・どうだったかな?
割としっかりしてたような気がしますが、
それよりも一緒に入れたおにぎりが
すごくはっきり残ってたのに笑った記憶が。

おにぎり燃え尽きませんでしたよ。びっくり。
Posted by pia masapia masa at 2011年01月21日 18:32
笑っても泣いてもいいだよ。

人生の出来事には色んな面があって、
決して単純なとらえかたは出来ないってことを
言いたいだけなので、
どう反応していいのかワカランと思ってもらえれば、
いいんだ。

薬はリスク。
忘れてはならんことであります。
Posted by キリンさんキリンさん at 2011年01月21日 18:34
pia masaさん

だから、笑っても泣いても(以下同文)

おにぎりが!!!
さすが炭水化物!!!!
(意味不明)
Posted by キリンさんキリンさん at 2011年01月21日 18:36
えっと・・・・笑うところですよね?(大大汗)


おばあちゃんの骨はその昔、ウナギやさんをやっていただけあって
りっぱに残ってましたよ(86歳だったかな?)
カルシウムは大切ってわかった瞬間です。
Posted by motyママ at 2011年01月21日 18:45
えっと、えっと、、、笑うところですよね?
あ、泣きながら笑うんですね?

そういえば亡くなった母の骨はしっかりしてました!!
お薬強かったんですけどね。
生前、体は弱いけど骨は丈夫だとよく自慢してましたからみんな納得でしたよ(^^)
色んなことを覚えておいてあげたいのに、忘れちゃうんですよねぇ。

お友達は全裸の彼をきっと一生忘れないでしょうけど(笑)
Posted by 幸せうさぎ幸せうさぎ at 2011年01月21日 23:39
motyママさん

だから(以下同文)

うなぎ屋さんでしたか。
もっと早く知り合っていれば・・・。
(何を考えているのか)

うなぎの骨、やっぱりいいのだね~。


幸せうさぎさん

だ(以下同文)

骨、しっかりしてらしたのね。
それはちょっと嬉しい話。

忘れたくないことは、
なにかに書き留めておくといいよ。
覚え書きみたいなカンジで。

全裸の思い出・・・。
私だけに打ち明けたらしいが、
ここでしゃべっちまったわ。
Posted by キリンさんキリンさん at 2011年01月22日 11:57
父は、お骨の胸のところに黒いかたまりがあったので
みんなで、病巣かな? って話してたら
職員の方に、「ごはんですよ」と言われて
Posted by 彩葉 at 2011年01月22日 13:50
(続き)
みなで、微妙な笑いに。
祖母は、「予定より時間がかかります」と言われたから???
と思ったら、病院で背中に貼っていた床ずれマットが
そのままで、それが燃えなくて時間がかかったそうで
骨はしっかり残ってたのに、なんか申し訳なかったです。
やっぱり、子供のころ食堂をしてて
うなぎの骨をよく食べてたそうです。
あのボタンを押す瞬間は、本当にせつなくて
お骨と向き合うと、諦めと変な安心感を感じます。
悲喜こもごもですね。
Posted by 彩葉 at 2011年01月22日 14:00
彩葉さん

ごはんって、残るんですね。
pia masaさんのコメントにもあったもんね。

お祖母さまも骨が丈夫だったんですね。
うなぎの骨は侮りがたしです。

お葬式は、
サヨナラの儀式ですよね。
色んな思いが交錯する時でございます。
Posted by キリンさんキリンさん at 2011年01月22日 16:48
 
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