スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局 at

2013年06月29日

雨女VS晴れ女




世の中には「雨女」「晴れ女」というカテゴリーがあります。
もちろん「雨男」「晴れ男」も。

学術的な根拠など何もないけれど、
神様のいたずらなのか、
たしかにそうだよね、と思われる人たちが存在する現実。

そういう私は晴れ女。
確率からすると、8割くらいかな。
「ゼッタイ!!!」という場合に雨が降ったことは、
あまり記憶にないのです。

さて、今回のハワイの旅には、
強力な晴れ女の私と一緒に、圧倒的な雨女を自認する友達が。





それが、この画像のチユキちゃんなのだ。
彼女はこう見えても、
広島で有名な漢方薬局を営んでいるセンセイなんですよ。

さて、まず日本を出ようとするとき、
覚えてますか?
台風が直撃しそうになったことを。
チユキちゃんが呼んだのか????

それは黒キリンの呪い、いや、祈りで回避。

そしてハワイ島に到着してみれば、
それは綺麗な青空が待っていてくれました。

もっとも、この地域に雨が降ることはめったになく、
年間で350日は晴れといわれるほどの所だもんね。

その夜の夕食会でも、
みんなでそう話していた時のことです。

何やら、ざーっという物音が・・・。

ん?

外を見ると・・・あ、あ、雨やんけーー!!!!!
朝のドラマなら「じぇじぇじぇじぇじぇじぇーー!!!」ですよ、ホンマ。

恐るべし・・。

と言っても、そんなに長い時間ではなく、すぐにやみましたけどね。

そして翌日のことです。

この日はキラウエア火山を見に行く予定だったので、
朝も早よからバスに乗り、
広い広い溶岩台地と、緑広がる草原の間の道を走っていた時のことです。

空はもちろん晴れわたり、太陽が輝いています。

ガイドさんは話好きの楽しい人でしたが、
その人が何度も繰り返して言った言葉。

「いや~、今日は草原の緑がとても鮮やかで綺麗ですね~。雨が降ったんですね~。」

その言葉のとおり、草原は実に美しく、
南国の花々もとても鮮やかに輝いて見えました。

ホントに雨女のチユキちゃんのお陰だと感謝しましたね。

それからしばらく走り、島の反対側に差し掛かるころには、
空模様がおかしくなり、少しずつ雨が・・・。

ハワイ島は不思議な島で、
スピルリナ工場がある地域には雨が降らないのだけれど、
こっち側はしょっちゅう雨なんですって。

雨女もいるし、しかたないのだけど、
不思議なことにザーザー降るほどのことはなかったのですよ。

画像の場所は、火山の中腹にある滝と洞窟を見に行った時。
周りにはジェラシックパークみたいな巨大なシダが生い茂り、
不思議な雰囲気でした。

ここの洞窟は、有名なパワースポットだそうです。

その間、ずっと霧のような雨が降っていました。
だけど、その雨のお陰で幻想的な雰囲気が高まるのです。
やはりジャングルはジメジメしてないとね。

逆にその雨も気持ちよく、
北海道のチョウコちゃんが「自然のミストだ。」なんて言うので、
金沢のトモちゃんも一緒に「ホント~。うるうる~。」と、
一生懸命に顔に霧を浴び、火山の女神のゴリヤクで皺が伸びるかもと期待した私たち。

結果?もちろん!!きっと!たぶん・・・。
でも気持ちは良かった。ホント。

それから火口に行くまで、
時には激しく降り続く雨。
ガイドのマルちゃんが何度も繰り返した言葉。

「雨、やみませんかね~。やみませんかね~。」
私も一緒に心の中で、
「雨、やまんかな~。」と祈りました。

すると、なんということでしょう。

火口に着くとほぼ同時に雨がやんだんです。
やったー!!

火口見学が終わると、次は黒砂の海岸へ。
この砂は、溶岩が砕けてできたものだとか。
もちろん雨はやんでいました。

ここでは、時々ウミガメが出るのだとマルちゃんに聞き、
みんなで見たいね~と言ってたら、

な、な、なんと、ウミガメが!!
しかも波打ち際にプカプカ浮いているのです!!

しかも、しかも、私たちが傍まで寄ると、
頭を上げて顔を見せてくれたんですよ!!!

え?画像?そんなん、ありますかいな。
興奮してたんだもん。

そして、その翌日は昨日ご紹介した夕日と星空のツアー。
見事に晴れてくれたのです。

といわけで、
今回のハワイでは、
晴れるべきところでは晴れ、雨が降ってほしい時には雨、
雨女と晴れ女のパワーが、見事に結実した日々だったのでありました。

さて、ハワイのお話もこれでおしまい。
来週からは、通常のブログに戻ります。

お付き合いありがとうございました。  

Posted by キリンさん at 12:02Comments(3)王様の耳はロバの耳