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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年12月02日

温泉の話 その2


昨日もそうですが、
今日の話も前に披露したような気がします。

同じネタを
ある人には手紙で、またある人にはメールで知らせ、
ブログに書いたりコメントに入れたりしていると、
いったいどこで何を書いたのやら
わけがわからなくなります。

だから、知ってるネタでも、
あたかも初めて聞いたかのような反応をして下さると有り難い。

年寄りの繰言に耳を傾ける要領で。

さて、今日の話は長野温泉。
あ、もう知ってると思った人は読まんでよろしい。

大学のサークルの夏合宿のお話です。

泊まるのは、毎年決まった民宿でした。
そこにはお風呂があることはあったのですが、
温泉ではなく家庭用のお風呂だけ。

でもそれは、アタリマエの話でした。
だって、一歩外に出ると、
タダの温泉があちこちにあるんですもの。

私達がいつも利用していたのは、
掘っ立て小屋そのものという粗末な建物でした。

入り口には、蹴ったらハズレそうな木の扉があり、
そこを開くといきなり湯船が見えました。

中は一部屋しかなくて、
そこに脱衣場があり、洗い場があり、湯船があるのです。
お湯につかりながら
自分の荷物を監視出来るので、
盗難の心配はありませんでしたが。

ある日のこと、
練習も終わってみんなでお風呂に行きました。

施設はボロだけど、温泉は本物です。
ゆっくりくつろいで、その日の疲れを取るには最高なのです。

ところが、その日は最初から妙な違和感がありました。

私達のほかに、4人ほどの入浴客がいたのですが、
なんだか、その、どう見ても・・・・・

あの人、オジイサンじゃない????って人が一人。

??????????
しかし、誰も何も言いません。
友達も、他の入浴客も、アタリマエのような態度。

その人も、興奮した様子もキョロキョロもしてなくて、
淡々と入浴を遂行しているのみ。

きっと私の見間違いだ。
そう決めて普通にしていたのですが、
やっぱり、どう見てもオバアサンではなくオジイサンに見える・・。

じろじろ見ることも出来ないし。
でも、なんで誰も気がつかないのか?????
私がヘンなのか????

いつもはくつろぎの時間なのに、
その日は何がなんだかワカランうちに温泉タイムは終了。

友達と一緒に道を歩きながら、
思い余って聞いてみました。

「ねえ・・さっきのお風呂、おじいさん、おらんかった?」

すると、それまで黙々と歩いていたみんな、
はじけたかのように、

「やっぱり!!!!????」
「男やんねえ!!!」
「おじいさんやった!!!!」

ああ、オジイサン、あなたは一体何しに女湯へ。
覗きというにはあまりにも堂々とした入浴ぶりでありました。

そういえば、
女性用のトイレの個室から
普通の顏して男が出てきたこともあったわ。
あのときも、しばらく意味がわからなかったなあ。
(にぶいのか?私)

それもまた青春の一ページ。  

Posted by キリンさん at 14:58Comments(6)王様の耳はロバの耳